2006年01月31日(火)
雛のつるし飾り祭り
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| −伊豆半島では水仙が満開を迎えると、その香りにさそわれて、雛が目覚め箱からゆったりとお出ましです−
早春の伊豆を彩る「雛のつるし飾り祭り」の始まりです。発祥は江戸時代で初節句を迎える娘や孫の無病息災と良き縁を願って、家に残された着物の切れ端や残布を女性達が可愛いお人形などに作り、ひな壇の脇飾りとして一対飾ります。 例えば、「鶴」は長寿のシンボル、「這い這い人形」は健やかな成長を願う、「巾着」はお金に困らぬように、「猿」は危険から去る、「俵ねずみ」は金運などです。昔から伝承されたユニークな地方文化の名残りが、観光活性化の一助として近年復活しました。 地方の歴史や文化的な遺産を観光資源として見直す中で、女性の感性が見つけ、生かされた典型的な事例です。 19年前に私共もクアハウスを造りましたが、そのベースになったのも女性の感性を大切にした結果でした。豊富な温泉資源をより健康と美容のために科学的な視点で使用することに依って、皆様の宿泊がより楽しく意義のあるものとしてお喜びいただければという考えに基づいて、クアハウス石橋が誕生いたしました。
それでは次回、クアハウスを少し御案内致しとう存じますので又よろしくお願い申し上げます。お寒さ厳しき折、どうぞ皆様お身体おいとい下さいませ。又、お目にかかりましょう。ごきげんよう。 | | |